東海市加木屋町の歯医者「みやしまデンタルクリニック」の宮島です。
歯科医院の近くには名鉄河和線・加木屋中ノ池駅が開業し色々な商業施設もオープンしています。最近では近隣の知多市・大府市・東浦町・阿久比町からも来院をしていただいております。
今回は定期健診の大切さについて記事にしたいと思います。
「痛くなったら歯医者さん」は、もったいない?
「歯医者さんは、歯が痛くなったり詰め物が取れたりしたら行くところ」
もしそう思われているなら、もったいないかもしれません。
最近では「痛くなる前に予防する」ために定期健診へ通う方が増えていますが、日本ではまだ「痛くなってから受診する」という方が多くいらっしゃいます。
では、「定期健診に通う習慣がある人」と「痛いときだけ行く人」では、将来的にどんな違いが生まれるのでしょうか?
文献・データが明かす「驚きの3つの差」
① 80歳になったときの「残っている歯の数」
厚生労働省の調査や予防歯科の研究データによると、80歳になった時点での自分の歯の数(残存歯数)には、大きな差があることがわかっています。
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定期健診に通っている人:平均 約15.7〜20本以上
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痛いときだけ行く人:平均 約6.8本
大人の歯は全部で28本(親知らずを除く)あります。「20本以上の歯」が残っていれば、年を重ねても自分の歯でおいしく食事を楽しめると言われています。
定期健診に通うかどうかが、自分の歯を守ることに繋がり、将来の「食べる楽しみ」を大きく左右する分かれ道になるといえます。
② 生涯にかかる「医療費(コスト)」の差
「定期健診に通うと、毎回お金がかかって損かも…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、実際の追跡調査(論文)では真逆の結果が出ています。
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定期健診に通う人: 年間の歯科費用はかかりますが、重症化を防げるため、お体全体の医療費も含めた「生涯医療費」が年間で数万円〜数十万円もお安くなることがわかっています。
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痛いときだけ行く人: 虫歯や歯周病が悪化してから治療を始めるため、神経の治療や高額な被せ物、インプラントなどが必要になりがちです。また、歯周病はお体全体の健康(糖尿病や心疾患など)にも影響するため、医科の費用も膨らみやすくなります。
つまり、定期健診はお金をかけるものではなく、一番コスパの良い「健康への投資」なんですね。
「削る治療」と「守るお手入れ」の違い
なぜ、こんなにも大きな差がついてしまうのでしょうか?
一番の理由は、「初期の虫歯や歯周病は、ほとんど痛みがでないから」です。
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痛くなってから行く場合 「痛み」が出たときには、すでに症状がかなり進んでしまっています。歯を大きく削ったり抜いたりする必要が出てきて、通院回数や心の負担も大きくなってしまいます。
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定期健診に通う場合 お口の小さな変化や磨き残しをチェックし、普段のハミガキでは落とせない「バイオフィルム(細菌の膜)」をリセットします。初期の虫歯なら削らずにフッ素を塗りながら様子を見ていくことも多いです。
「削って治す」を繰り返すよりも、「悪くならないように守る」習慣をつくることが大切です。
未来の笑顔のために、今日から「予防」をはじめませんか?
一度削ったり失ってしまった歯は、どれだけお金をかけても二度と元の状態には戻りません。
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「そういえば、最近歯医者さんに行っていないな」
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「痛いところはないけれど、一度お口をスッキリさせたいな」
そう思った時が、予防を始める最高のタイミングです。
東海市加木屋町の歯医者みやしまデンタルクリニックでは、担当歯科衛生士が患者さん個々の状態に合わせたケア用品やブラッシング法の提案を行っています。
気になった方はぜひ一度ご相談ください。
参考文献・データ出典
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80歳での残存歯数データ 厚生労働省『令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要』
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定期健診と生涯医療費の関係(疫学調査) 香川県歯科医師会・香川県立保健福祉大学 共同研究『歯の健康と医療費に関する実態調査』
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予防歯科の効果 Axelsson P, Nyström B, Lindhe J. (2004) “The long-term effect of a plaque control program on tooth mortality, caries and periodontal disease in adults.” Journal of Clinical Periodontology.



